
生命の樹の土台になってるイェソドって何それ?おいしいの?
最近はユダヤ人の歴史にはまっておりますMaRuです。(私はキリスト教徒でもなければユダヤ教徒でもない)
ユダヤ人の生い立ちから富豪の秘密まで色々調べまくり、ようやく自分の中で一段落したので次は深堀りをしていきたいなと思い、最近は生命の樹の一番土台となるイェソドについて調べてました!!
最終的には「ユダヤ人の富豪の秘密」まで深堀りしてこのブログに残していこうと思います(笑)
恐らくこの記事に辿り着いた方は生命の樹についてある程度知ってるかと思いますが、よくわからないというかたは生命の樹(カバラ)の意味と使い方を知って自分の人生を読み解くという記事も読んでみて下さい。
イェソドとは天と地をつなぐ柱でもあり、ユダヤ人のヨセフが同一視されている。
ということで、私たちの生活の中でどのように自分の中のイェソドである基盤を築きあげていったらいいのか?どうやって強化するのか?ということをかなり端折って書いています^^
生命の樹(カバラ)でのイェソドは基盤である
今回紹介するのは生命の樹(カバラ)で示されるイェソドで、占星術やタロットでは【月】に当たる場所です。

イェソドは生命の木の9番目の球です。(実は地球の絵で描いたところは10番目のマルクト呼ばれる場所なんですが、わかりやすく地球で描きました)
このイェソドの意識は、自分の中にあります。
心の奥の奥…玉ねぎの芯みたいな場所ですね^^
イェソドは「基盤」や「土台」という意味で、心理学的にいうと「自我」。
植物の根っこみたいなイメージ!?
自我とは自分を自律的に統制し、意識や行動を整理し、環境の状況に応じて自分を適切に積極的に行動させ、自分の行動に対する反省を行い、自らの行動の価値基準を維持し、自己と環境との調和を図って、自分であることを維持するための機能を果たしている。
コトバンク
どんな種を植えるかによって違う花を咲かせるように、私たち人間も潜在意識や習慣など根本となる部分(何を経験し・学び・見て・何を感じるかなど)によって、どんな花を咲かせるのかは一人一人違いますよね?
このように基盤がどのような状態であるかということが最も大切なのです。
自我を徐々に鍛えていくと強制的に「行動」しないことを選択できるようになったり、人との関わり合いに変化を加えて意識を持って対応したりするようにもなったり、ときには自分自身の無意識の部分がどのように作用しているかを発見することもあるかもしれません。
この訓練によって愛に満ちた思いやりの心も育まれ、失敗したとしても自分に厳しく判断したりせずに「その時の自分にとってはベストだった」と言って次に進む力が湧いてきます。
これは私たちの成長に欠かせない役割でもあり、意識的な意思を確立するための手段でもあります。
これにより、「エゴ意識」から「自己意識」へと移行する能力の開発が始まります。
イェソド・ホド・ネツァクは三位一体
そして上記に図(生命の樹)の、イェソドの左上の球体8.ホド(思考)と右上の球体7.ネツァク(反復的な行動)と連動して、痛みや不快感などから身を守るために先回りして動いてくれます!!

ホドとネツァク…心強い♪
このように、ホド・ネツァク・イェソドは三位一体となり、心の安定を維持し様々な精神的なバランスと安定性を提供しするために動いてくれてるんですね~。
イェソドを強化するには訓練が必要
では、その基盤を鍛えるには継続的な練習として呼吸、集中、瞑想を同時に行うことで準備を整えます。(呼吸・集中・瞑想に関してはまた別記事で気が向いたときに書きます)
そしてエゴを極力減らすことです。
エゴは、自己の衝動や方向性に応えようとしているように見えるかもしれませんが、それは条件付きのものであることが多く、その条件付きのスタンスを認めてください!!
自分の中の「善」と「悪」に直面して、それに責任を持たない限り、人間の真の状態に関する理解(ビナー)と知恵(コクマー)を得ることはできないそうです。
ビナーとコクマーって何?って人の為に一応図を載せておきます♪

理解と知恵を得たくても、自分を束縛する習慣を手放すことができずに粘り強くしがみついているのを目の当たりにすることもあるかもしれませんし、時には、絶望的状況に陥りバランスが崩れることもあるかもしれません。
ただ、新しい基盤は、心理的な世界と精神的な世界の交差点にあり、私たちの魂は絶えず試されていますので、まずはエゴを意識するところから始めてみるのがいいかもしれないですね^^
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